マクドナルドのメニュー表が復活

非難轟々を受けたマクドナルドのメニュー表撤廃。
筆者の近くの店舗でもメニュー表がカウンターに置いておらず、視力の弱い筆者にとっては、非常にストレスが溜まっていたが、ようやく正常に戻ったということだろう。
この騒ぎはある種、極めてビジネスでは問題な考え方をはらんでいる。
なぜなら、「メニューを見ながら商品を注文すると時間がかかり、後ろに並ぶお客にフラストレーションがたまる」という問題現象を解決する為に、問題の裏返しで「メニューを撤廃する」という解決策が出されているからである。

この論理で最も問題なのは、メニューを見て商品を注文することが時間がかかる現象の原因を深堀していないということに他ならない。

いわば、メニューが非常に選びにくいという問題現象な訳であり、そうすると「見えない」という問題と「見えるけど選びにくい」という問題になる。

前者は、字が小さくて高齢者には見えないという可能性がある。だったら、メニュー表をでかくすることが解決策になる。

後者ともなると、少々問題は根深くなる。

何を食べたらよいのかが分からないという状況であり、要するに商品の価値が伝わりにくいという状態であるからだ。

この場合は、例えば、肉、魚、野菜でカテゴリー分けするとか、一言で分かるキャッチコピーを商品につけたりすることが解決策になるだろう。

そして、こういったことに気づかない真の問題とは、POSデータのようなデータに依存して、店舗に来ない人がどのような不満を持っているかについて考えが及んでいないことだ。

高齢者に聞いてみればよい。

「何を選んだらよいのか分からない」という答えが返ってくるはずである。

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク